ウコギ科タラノキ属。高さ4〜5m、太さ20cm程になる落葉低木。木全体に鋭いトゲがある。枝はまばらで葉は多く対生し2〜3回羽状複葉。夏に花茎を出し大きな散状花序に白色花を多数開く。

タラノキは春の香りを伝える山菜の王者としてよく知られています。和名は、棘(とげ)を表す古語「タラ」に由来し、トゲの木の意味であるといわれています。古来よりタラノキの皮を乾燥させて煎じて胃腸病などの民間薬としてつかわれています。
漢方薬部分
樹皮、根液(惚木皮<ソウボクヒ>)。6〜8月に樹皮、根皮を採取し、水洗い後、刻んで日干しにする。
主な成分
根皮、樹皮にサポニンのα-、β-タラニン、アラロサイドのほか、プロトカテキュ酸、オレアノール酸、コリン、タンニン、β-シレストロール、スティグマステロールなどを含む。トリテルペノイドのα-、β-ファトシンが含まれている。
薬効と薬理
惚木皮の水性エキスはアドレナリン過血糖に対して制糖作用がある。日本では民間で健胃、利尿、抗糖尿薬として糖尿病、肝臓病、胃潰瘍に用いられる。
クワスリンの
使用部分
タラノキの新芽。