ユキノシタ科。日陰を好む多年生常緑草木。根本から伸ばした走出枝の先に芽をつくって増え、初夏に白い花を咲かせる。草全体が紅紫色の毛でおおわれ葉は数枚で多肉で厚く幅4〜9cm、円形または腎臓形で茎の基部に束生する。高さは20〜50cmになる。

雪の下からも緑の葉をのぞかせるユキノシタ。生薬名を漢字では「虎耳草(コジソウ)」とも書き古来より民間薬として使用されており、観賞用としても風情があり庭園等にも植えられています。また若葉は山菜としても食され天ぷらなどに最適です。
漢方薬部分
全草。(特に葉の部分)開花後採集し水洗い後、日干しにする。
主な成分
無機成分(硝酸カリウム、塩化カリウム)、フラボノイド(サキシフラギン、クエルシトリン)、タンニン。
薬効と薬理
解熱、鎮咳、消炎、解毒、利尿、止血薬として、感冒の微熱、咳、痰、中耳炎、耳だれ、扁桃腺炎、湿疹、かぶれ、腫物、しもやけ、やけど、あせも。
クワスリンの
使用部分
全草(特に葉の部分)。