特徴的なのは、現在注目されている人間の健康に有益なミネラル成分が多いことです。このほか毛細血管を強くするフラボノイド類や、殺菌作用を持った精油成分、桑に特有の昆虫変態ホルモンなどが含まれています。



阿武隈山地の桑畑にだけ住むという肝臓病の特効薬、キセル貝(俗称カンニャボ)もこのカルシウムを食べて育ちます。 大地から収穫されるものからは、亜鉛が減る傾向にありますが、桑は珍しく魚介類に混じって亜鉛を多く含んでいます。


ラットやマウスによる動物実験の結果、桑の葉には多くの効能のあることが発見されています。血液を浄化して現代病ともいえる高血圧や動脈硬化、高脂血症を改善し、血糖値を下げて糖尿病に効き、抗ガン効果や肥満予防効果まで期待できるというもの。桑の葉に、現代の生活習慣病に対する予防力のあることが証明されたのです。また最近の研究では、根の皮に美白効果や発毛促進効果があることも明らかになってきています。

これは高血圧状態のラットに桑の葉を与えた実験結果です。桑の葉を与えないラットの血圧に対し、低く推移しているのがわかります。高血圧を抑制する働きがあるのです。同時に、正常な血圧の場合に桑の葉を与えても影響のないことが証明されています。